イラスト練習 第一弾|Adobe Frescoでピザを描いてみた

こんにちは。スタートレ制作部、デザイナーのAです。

前回、アートとデザインの違いについて考えましたが、今回はアート全振りの内容となっています。
ということで、イラスト練習の第一弾として、Adobe Frescoを使ってピザを描いてみました。
モチーフにしたのは、先日訪れたピザ屋さんのマルゲリータです。

こちらの画像を元に作成しました。今回、イラストの練習を始めた理由は大きく分けて3つあります。

①最近「絵を描く」ということから少し遠ざかっていたので、感覚を取り戻すため
②回数を重ねながらデジタルイラストの正しい描き方を学びたい
③色彩感覚を磨き、現在の制作や今後の事業に活かせるようにしたい

これを踏まえて今回は、1時間の制限時間を設けて制作に挑戦しました。また、制作の様子はタイムラプス動画として記録しておきました。

この一回目の練習を振り返りながら、今後はシリーズとして続けていく予定です。

 

① ドローイング

まずはマルゲリータの輪郭をざっくり描きました。形を大まかに捉えることで、後の工程がスムーズになります。

画像分かりづらくてすみません…

 

② 下地

次にピザ生地を描き込んでいきます。
色を重ねる感覚は、油絵のような質感を意識しながら進めました。
ここで下地をしっかり作ると、後の具材や光の表現が活きてきます。

 

③ 明暗とぼかし

生地の色を塗った後は、全体の明暗を描き込みます。
ある程度形ができた段階で、全体をぼかして馴染ませました。
この工程は、大学時代にやっていた木炭画の感覚が少し残っているのかもしれません。

 

④ 具材を描く

次に、ピザソース、オリーブオイル、モッツァレラチーズ、バジルなどの具材を描きます。
実際にピザを作っていたときの情景を思い出しながら描くと、絵に少し深みが出てくる気がします。笑

 

⑤ 光沢や焦げ目

ここは個人的に一番苦手な工程です。
のっぺりとした質感に光を足すのは難しく、どうしても毎回取ってつけたような印象になってしまいます。
今回もこの部分は課題として残りました。

 

⑥ 完成

1時間で仕上がった作品がこちらです。
全体にはまだのっぺり感が残り、細かい部分の粗さも目立ちます。
遠目で見ればピザですが、「美味しそう!」という印象には届かなかったかな、と感じています。

そしてこの全行程をまとめたタイムラプスがこちらです。

まとめ

ペンタブで描くのは思った以上に難しく、アナログ画とは感覚が違うことを改めて実感しました。
筆圧や色の重なり方が思うようにならない場面も多くありましたが、今回の経験は次に活かせる大切な一歩です。
これからはプロの動画などを参考にしながら、少しずつ練習を重ねていき、今後の制作に活かせるようにしたいと思います。