イラスト練習 第二弾|手描きイラストをトレースしてフォトショで色塗りしてみた

こんにちは。スタートレ制作部、デザイナーのAです。

イラスト練習の第二弾です。

今回はまず、紙に手書きで書いたイラストをフォトショにトレースして色を塗る、という工程で作成していきます。

今回描くのはこちらのラム肉と焼き野菜のグリル。

とても美味でした。

こちらが今回の課題です。

 

前回と同様に1時間の制限時間を設けて作成しました。

前回の反省点である「のっぺり感」と「取ってつけたような光沢」をなくすことを重点的に考えて作成していきます。

 

① ドローイング

本来ならペン入れの前に鉛筆で下書きしたかったのですが手元になかったので一発書きという暴挙に…

お皿の丸を下書きなしで描くのはなかなか度胸がいります。

一発で楕円を描く自信がないのでインクがあんまり出ないようにペンを傾けながらカスカスに印を付け…

慎重に描いたつもりでしたがお皿の厚みの部分が傾いてしまいました。

早々に今回の反省点の1つ目は「下書きをしなかったこと」となりました…

 

② トレース

手描きイラストをフォトショに落としてトレースしていきます。

Camera Rawフィルターを起動し、ライトの露光量以外を変更します。

この作業をすることで紙の線や影などがなくなり、線を選択するのが楽になります。

編集画面に戻り、選択範囲→色域指定を選択します。

「選択:シャドウ」に変更し、許容量を100%、範囲を20%に設定します。

Shift+⌘+Iを押して選択範囲を反転させ、背景を削除します。

このレイヤーを「線」に変更しておきます。

 

③ 下地

レイヤーを「線」「食材」「皿」「キャンバス」「背景」に分けます。

「背景」レイヤーを塗りつぶします。食材や人など暖色系の被写体は基本イエローオーカーで下塗りすることが多いです。

「キャンバス」レイヤーを選択します。

透明なブラシで重ね書きするのでイエローオーカーが強く出過ぎないよう、下地がうっすら見えるくらいに白で被写体を塗りつぶします。

ちょっと塗りすぎました。

 

④ 皿の描画

「皿」レイヤーを選択し、色塗りしていきます。ブラシはPhotoshopのデフォルトブラシの「磨耗性丸形」を使用します。

水彩の表現ができるのと筆圧、角度によって色の出方が変わるのが面白いブラシです。

こういう、グレーのようなアイボリーのような曖昧なカラーをデジタルで出すのって難しいです…

苦手な光沢が出てきました。

平筆を使って白を濃く入れ、ぼかします。

 

⑤ 食材の描画

「食材」レイヤーを選択し、色塗りしていきます。

ちょっとキャンバスの白が強すぎたので、食材にイエローオーカーを足します。

レアなラム肉なので赤、ピンク系のカラーで重ねて塗っていきます。

表面の焼き具合はオレンジ、グレーで重ね塗りします。

ズッキーニの果肉はイエロー強め、ナスの果肉はオレンジ強めにして差を出します。

果肉は暖色ですが、モスグリーンやネイビーを足すことで野菜の青みを表現しています。

一旦、引きで見ます。
どこが塗り足りないのか、明暗が正しく表現できているか確認していきます。

オクラと後ろにあるズッキーニ、ナスも塗っていきます。

オクラの種に焼色がついてて非常に描きづらい…

 

⑥ 光沢の描画

一番苦手な工程再び。

なにやら便利そうな「水彩 (はねの大きなドロップ)」というブラシがあったので使ってみました。

クセのあるブラシですがきらきらしていて面白かったのでこのまま描画していきます。

引きでみたら砂糖がかかってるみたいになっちゃったのでぼかしつつ再度描き込んでいきます。

やっぱり光沢の表現は難しい。

美味しそうに見える表現のことを「シズル感」と言うそうですが、このシズル感がなかなか出づらい。

ハイライトを足すときは被写体の凹凸を意識すること、キワをぼかさないこと、光源を守ることが重要だそうです。

はねブラシで時短するのは良くなかったなと反省です…

 

⑦ 背景の仕上げ

「キャンバス」レイヤーと「皿」レイヤーのはみ出した色を消してお皿の影とライトを書き足します。

 

⑧完成

1時間で仕上がった作品がこちらです。

 

まとめ

今回の反省点は

  • 下書きをしなかった
  • ハイライトを曖昧にした
  • シズル感がでていない

となりました。

前回すべてペンタブで仕上げたのとは違い、ペン画をトレースしているので食材のくっきり感は出ているのですが、色をぼかして誤魔化すとせっかくペンで出した明瞭度が台無しになり、また「のっぺり感」を引き起こしてしまいます。

いつも完成してから「ここが足りない」「ここに気づくべきだった」「この工程を他のイラストレーターを参考にすればよかった」と考えが止まらなくなってしまいます。

 

次回に向けて準備することは

  • 苦手な描画の研究
  • デジタルイラストが上手い人の共通点を見つける

この2つと反省点を意識して次回作成していきたいと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました。