商売を意識した開発

こんにちは。管理部の社内SEを担当しているTです。
皆さんは仕事をしている中で、「商売」を意識した働き方はできていますか?
誰しもが社会人になる時に、面接や志望動機の中で「●●をして事業に貢献したい」などと述べて入社した記憶はありませんか?

今回は開発を進めていく中で、ただ作るだけではなく「商売を意識した開発」の重要性について話していければと思います。

そもそも、「商売を意識した開発」とは、単に技術的な要件を満たすだけでなく、最終的にどのような形で顧客や事業に対して価値を最大化していくかを、意識した行動になります。
その中でも大切にしている3つの考え方をご紹介します。

 

1,ビジネスの目的を理解する

これは単に「この機能を実装したい」という仕様だけでなく、「なぜこの機能が必要なのか」「この機能で顧客のどんな課題を解決したいのか」というビジネス上の目的を理解しなければいけません

この考えを持っていなければ、「作って終わり。はいできました。」の繰り返しになってしまいます。

ビジネスの目的を理解した上で、開発、制作を進めることが本当の課題解決、事業への貢献に直結すると考えています。

2,ROI(費用対効果)を意識する

良いものを作ることができたとしても、費用が掛かりすぎてしまったら、その開発を通して利益を生むことはできません。
必ず開発にかかるリソースを考え、事業にもたらす利益や価値に見合っているかどうかも判断します。
さらに開発を進める過程においても、事業に対する貢献度と優先度の高い部分から開発を行うことで、最低限の価値のあるプロダクトの素早いリリースも可能となります。
そのうえで、具体的なビジネス指標で成果を評価しさらなる価値向上のための開発につなげます。

 

3,UX(顧客体験)を重視する

作ったものを最終的に使うのは顧客です。使う人が価値を感じることができなければ、プロダクトとして完成しても意味がありません。
必ずユーザーの立場に立って考え、使いにくさや疑問点がないか、ストレスを感じやすい部分の解消はできているのかを精査します。
また、実際に挙げられるユーザーからのフィードバックをもとにアップデートを行うことも必要になってきます。
一つ一つ解決し、改善することを意識することで、良いUXを届けることにつながります。

せっかく何か作るならば、顧客にとって本当に価値のあるものが良いですよね。
世の中にある価値のあるものは、上記の考え方をもとに試行錯誤を繰り返すことで実現できています。

株式会社スタートレが提供するホームページも、お客様がただ満足するものではなく、そのホームページを通してお客様の課題解決を実現いたします。
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